1人ひとりに合うケアを実践
当院を利用されるすべての患者さまに、気持ちよく、楽しく過ごしていただくために、さまざまな療養項目を用意しました。また、デイケアや訪問看護など、在宅を基本にした丁寧なケアにも力を入れています。
丁寧な訪問看護で早期治療を実現します
スタッフがグループを組み、外来の方や、通院が困難な方の自宅を訪ねます。訪問時には、身体の変化やふだんの生活状態をチェックし、服薬や栄養指導を通して細やかな対応を行います。その後、ドクターと情報を共有し、今後の診療に生かすと同時に、丁寧な早期指導を行うことで、再入院の防止にも役立てています。
また、看護師や精神保健福祉士などが複数で訪問することにより、患者様に細かいお世話ができるように配慮しています。
専門スタッフが状態に合わせて提供
栄養課では患者様個人に合わせた食事の提供を行っています。
誤嚥リスクの高い患者様にも安心して召し上がって頂けるよう、「常食」以外に、「軟食」・「刻み食」・「ミキサー食」を準備。ミキサー食はとろみの調整を、軟食の粥は水分の調整をそれぞれ3段階に分けて行っています。
入院中の患者様の楽しみの一つである毎日の食事を、より満足して頂けるよう年に２回の嗜好調査を行っている他、季節を感じて頂けるよう季節の行事に合わせた食事を提供しています。
患者様より毎日「美味しい」の声を頂けるような食事作りを目指しています。
■季節の食事（お正月）
■季節の食事（お正月）・刻み食
栄養施設
食材の納品から下処理作業、調理作業、洗浄作業の作業動線がスムーズになるよう設計された施設です。清潔区域と非清潔区域は床が色分けをされており、行き来を最小限に作業を進めることができます。
コンロは、ガスではなくIHコンロを採用。熊本地震の際はガスの使用が長期停止となる中、調理を継続することができ重宝しました。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で提供を行えるよう、病棟内へは温冷配膳車にて運び、患者様へ食事を提供しています。
小さな不安にも、専門家がきちんと対応
心理学を専門とする臨床心理士や公認心理師が、患者様の心の悩みについて、カウンセリングルームで丁寧におうかがいします。福祉制度等の利用に関する相談も、専門知識を持った精神保健福祉士がおうかがいしております。「こんなことで相談してもいいんだろうか」と迷われることも、遠慮なくご相談ください。
売店と職員用図書室
有名パン屋さんからできたてのパンや、お菓子、お飲物、生活消耗品などを取りそろえた売店もオープンしました。ご要望に応えて、少しずつ種類も増えてきています。どうぞお気軽ご利用下さい。
又、職員用の勉強室として専門書を並べた図書室も同時にオープンしました。
気軽に参加できるイベントを開催
7月の盆踊りや9月の運動会、また、12月にはクリスマス演芸会･･･。キャンプやミニバレーボールなども含め、当院では、誰もが気軽に参加できるさまざまなイベントを、年間を通じて行っています。
